物造りに携わると必ず通る道「始まりと終わり」 出会いがきっかけとなり、建築やリノベーションのコンセプトデザインが始まる。 ご依頼を受けた際はこの「終わり」を感じる事はなく、脳ミソが焦げ臭くなるほど想像をめぐし突き進む。 流行に流されるデザインが好きではない私。 依頼主の人柄や家族構成を鑑みながら、１０年先や２０年先の想像を具現化したくウズウズしてしまいます。 移住し生...

多くの人がいる。 全ての人と出会うことは無い。 共に過ごし建築やインテリアの打合せを繰り返した大切な時間。 せっかくであれば、同じような感覚を持って長いお付き合いが出来ればという思い。 空間づくりに欠かせない家具や家電・小物まで、ありとあらゆる物を同じ目線で共有できるのであれば、この先も楽しいお付き合いができるだろう。 だからこそ、一つの出会いを大切にし、少しずつ育て...

歴史を感じる鎌倉の古道「鎌倉七口」。 源頼朝が幕府を鎌倉に開いた大きな理由は、南は海に、北東西は山に囲まれ、敵の侵入を防ぎやすい地形だったからと言われています。 そこで物資運搬のために山を切り開いて造った道が「切通し（きりどおし）」。 鎌倉時代に整備された「鎌倉七切通し」の一つ、「名越切通し」は防御機構や様々な史跡が残り、中世の雰囲気を色濃く残す古道。 鎌倉市の南東部から逗...

起業してからというもの必死に歩んできた道のり。 不安で不安で、怖くて怖くて、夜も眠れぬ日々を思い出す。 四六時中・真夜中も関係なく、パートナーへ自分の思いを語っていた日々。 今もまだ続いてはいるが、パートナーへの配慮はできるようになってきた感はありますが。。。 ここ最近、幸せを感じるひと時がふとやって来るのです。 仕事を頂けている、喜んで頂けるお客様がいる。 取...

少しばかり寂しい気分だ。 手塩にかけて育ててきたお部屋の完成。 想像以上に完成度の高い工事。 夜も眠れずに考えたコンセプトにそってイメージが湧いてきたのです。 工事関係者・職方達と現場で打合せを繰り返しながら出来上がった。 細部にこだわり、些細なことまで頭を悩ませ、まるで自邸の様に育てたのさ。 あぁーーー寂しいよ。。。こんな感覚。 これから先はお客様にお部...