鎌倉トリップ「鎌倉」駅
毎日のようにお世話になっている鎌倉駅。
電車に乗り遅れないように、改札をすり抜けホームまで最短コースを突き進んでいた私、
今回ゆっくりと写真を撮りながら鎌倉駅の細部にまで目を向け、日ごろの視野の狭さに驚きました。
特にホームからの眺め。
「いらっしゃい」と電車を迎え、「いってらっしゃい」と電車を見送る。
横須賀線も収めた画角には青い空と鎌倉アルプスの山々も加わり、ほっとする美しさでした。
これは鎌倉にいらした際に是非ご自身の目で見ていただきたいので、写真はあえて載せません♪
さて、鎌倉駅のご紹介。
まずは表の玄関、JR「鎌倉」駅東口から。
東口の駅舎は1984年より使用しているもので、三角屋根と大きなガラス、そして時計塔がシンボルとなっています。
これは旧駅舎のデザインを活用したもので、国鉄末期としては珍しく、地元の意見を取り入れながらかつてのイメージを踏襲するものに仕上がっています。
鶴岡八幡宮や小町通りなど、鎌倉を代表する観光スポットの多くはこちら側から出発なので、週末の駅前は大混雑です。
一方、JR「鎌倉」駅西口。
東口の賑わいに比べると少しお地味な印象もあり、地元では、「裏駅」なんて呼ばれています。
でも江ノ電の乗り場があるのは、こちら側。
こじんまりとした駅の雰囲気に「西口の方が好き」というファンも多いですし
週末の混雑は東口に負けず劣らず。
駅前は地元向けのお店が中心の商店街ですが、そのなかにポツンポツンとお洒落なお店が増えてきています。
特に「御成通り」にはお洒落感度の高い方にも「ビビッ」とくるお店がたくさんあり、のんびりお散歩にもってこいですよ。
西口を出て右手にある時計塔広場、以前は喫煙所などが併設されてちょっと近寄りがたい雰囲気もあったのですが、最近きれいに生まれ変わりました。
西口での待ち合わせにお勧めです。
西口からスタートする観光名所は錢洗弁財天や化粧坂切通しから登る源氏山公園など、こちらも鎌倉観光には外せない魅力たっぷりのスポットがたくさん。
異なる表情をもつ東と西の「鎌倉」、是非両方の空気を実際に感じてみてくださいね。