湘南トリップ「江島神社」
湘南を代表する観光地「江の島」にある神社、「江島神社」。
日本三大弁財天として有名な神社で、ご祭神は、天照大神(あまてらすおおみかみ)が須佐之男命(すさのおのみこと)と誓約された時に生まれた神で、三姉妹の女神様。
女神たちは「辺津宮(へつみや)」、 「中津宮(なかつみや)」、「奥津宮(おくつみや)」の三社それぞれに祀られています。
江島神社内には、数々のパワースポットがあり、ご利益は金運・芸能・人気・縁結び・縁切りと多岐に渡るので、全てをバランスよく回りたいところ。
参拝する手段はふたつ。
のんびりと景色を楽しみながら歩く、もしくはエスカーという、屋外エレベーターを利用して、ラクラク参拝することもできるんです。
どちらにせよ、主要のパワースポットを巡ることができますよ!
江の島に着いてすぐの青銅の鳥居をくぐり、仲見世通りをぷらぷら歩く。
すると目の前に鮮やかな朱の鳥居が現れる。
こちらは龍宮城を模したものらしい。
確かに、なんだか亀に乗って海底に来た気分がします。
幾段もの階段を上り、瑞心門を見上げながら更に上を目指す。
すると、やがて「辺津宮」到着。
先ずはこちらで心清らかに手を合わせます。
冬のキンキン冷えた寒い朝、ここまでランニングするのが日課な時期もあって。
白い息を吐き、「辺津宮」に手を合わせて帰る。
そんなことをふと想い出せば、少しは涼しくなるかな、なんて。
汗だくの私は思ったけれど…。
ジリジリと照り輝く太陽が、容赦なくますます強い日差しを浴びせてくる。
あ、暑い…
汗を拭い、ふと見ると、「辺津宮」の脇には、奉安殿(ほうあんでん)。
八角形の特徴的な社殿には、有名な音楽芸能守護の裸弁財天・妙音弁財天(みょうおうんべんざいてん)と勝運守護の八臂弁財天(はっぴべんざいてん)が祀られていて、とても強いパワーがあるんだとか。
お賽銭をうまく落とすと、お金が当たって「リリン」と美しい鈴の音がする。
どうしても鳴らしたくて、何度もチャレンジしてる人がいた。
私は残念ながらその音色を聞くことは叶わなかった。
恋に効く、恋むすびの絵馬や、恋むすびの樹を横目に微笑みながら、ぱぁっと開けた下界の景色に、ひとり感嘆の声を上げる。
江の島のヨットハーバーに整然と並ぶヨット。
どこまでも広がる青い空にたくさんの白い雲。
「キラキラ」と輝く海と麗しい緑。
ひとつ、またひとつと参拝しながら、この素晴らしいロケーションの表情を少しずつ変えて楽しむことができる。
なんと素敵な場所なんだろう。
パワーをどんどん蓄えつつ、最後、「奥津宮」に辿り着く頃にはチャージ完了されているはず。
この「江島神社」は、五頭龍伝説にも深く関わっていて、腰越にある「龍口明神社」と夫婦神社といわれている。
夫である、「龍口明神社」を立てて、先にあちらを参拝したのち、「江島神社」をお参りするのが正しい順序と言われているんです。
それを守らないと、カップルは別れるというジンクスもあるほど。
なのでぜひ、まずは先に「龍口明神社」を訪れてから「江島神社」を詣でることをおすすめします。