葉山トリップ 「真名瀬海岸」
みなさんは葉山の海岸と聞いて思い浮かぶのはどの海岸ですか?
多くの方は「森戸海岸」や「一色海岸」を思い浮かべると思うのですが、その二つ海岸の間に「真名瀬海岸」という海岸があるのをご存知でしょうか。
読み方は「しんなせ」といいます。
ノスタルジックな雰囲気が漂う「真名瀬」のバス停は、某CMで使われたこともあるので、見たことがある人も多いかもしれません。
ひとたび海岸におりてみると、こぢんまりとした砂浜と岩場があるだけでプライベートビーチのよう。
そんなひっそりとした海岸だからか、海に来る人も観光客というよりは地元の方々が多い印象で、ファミリー感が漂っているのがまたいいんです。
夏の岩場に現れる、比較的浅めで中サイズから小サイズのタイドプールは絶好の磯遊び場所。
カニやエビ、ヤドカリといったメジャーな生き物のほかに、小さな魚も見つけることができ、子供だけではなく、大人も童心にかえって海中観察。
あっという間に時間が過ぎてしまうほど、夢中になれると思います。
そして、夕方は夕方でまた素敵な光景が。
裕次郎灯台ともいわれる葉山灯台や森戸大明神の鳥居ごしに、沈みゆく太陽と富士山を見ることができるんです。
自然が織りなす一幅の絵画のような光景は、胸にグッと迫ってきてなんとも感動的。
こちらもあっという間のできごとなので、気が付いたら「もう夜か」と、1日が短く感じるかもしれませんね。
また、真名瀬は葉山で唯一の漁港がある海岸です。
周辺には水揚げされたばかりの旬の魚や干物など、おいしい魚介を食べさせてくれるお店が数件軒を連ねています。
その日の朝獲れたばかりの新鮮な魚介や地元の野菜などが並ぶ「日曜朝市」も人気。
やっぱり品ぞろえが良いのは午前中の早めの時間なので、早起きしておでかけしてみてはいかがでしょうか。
きっと早起きするだけの価値はあると思います!
(現在は新型コロナウィルスにより開催日時などが変更になっている場合があります。詳しくは確認を)。