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鎌倉トリップ「五所神社」

材木座の氏神様「五所神社」

「鎌倉」駅からぷらぷらのんびり歩いてきても20分程で到着いたします。

ちょっと歩くのは…という場合は、バスに乗るという手もアリ。

鎌倉東口よりバスで9分「五所神社」バス停からは歩いてすぐです。

住宅街の中でこじんまりと静かに佇むこちらの神社。

入口の鳥居からは社殿までは少し距離があり、細い参道の脇に芽吹く木の蕾や新緑の葉っぱ達に癒されながら、2対の狛犬がお出迎えしてくれます。

結構しっかりと守られている神社なのですね。

ご利益は家内安全・五穀豊穣の御神徳。

確かにご利益ありそうで、毎年必ずお参りに来たくなります。

さすが氏神様。

その御祭神は
天照大御神(あまてらすおおみかみ)太陽の神で日本の総氏神さま
素戔鳴命(すさのおのみこと)厄除け開運・農業の神さま
大山祇命(おおやまつみのかみ)山と海と酒造りの神さま
建御名方命(たけみなかたみこと)武士の守護神・農業の神さま
崇徳院霊(すとくいんのみたま)国家鎮護・もの断ち・悪縁切り

と、かなり名立たる神々の名が。

江戸時代、乱橋村と材木座村の2つの村に分かれていた材木座。

乱橋村には、三島社、八雲社、金毘羅社の3社があり、材木座村には諏訪社と視女八坂社の2社が鎮座していたそう。

その2つの村が合併したことで5つの神社も合祀され、「五所神社」と呼ばれるようになったそうです。

ふむふむ。

沢山の神様に護られているなんてとっても心強い。

さらに石畳を進んでいくと、左手には社務所らしき家屋が。

恐らく御朱印を頂きたい場合はこちらでお声かけをするんでしょう。

階段を登ると小さな祠と神輿庫、社殿、国指定重要美術品になっている板碑が小さな祠に祀られていたり、多くの庚申塔が整然と並び建ち、一大集積地の感があり、まさに圧巻でした。

なかでも撫でると疱瘡が治るという「疱瘡老婆の石」と呼ばれる霊石が無造作に置かれているのも面白い。

お賽銭箱にお賽銭を投げ入れ、がらんゴロンと鈴を鳴らし清らかな音色に祓い清められ、清々しい気持ちで両手を合わせます。

ガイドブックなんかにはきっと載っていないけど、隠れパワースポットなのかも。

この辺りは小さな神社やお寺も多く、深い歴史を持つ、言わずとしれた鎌倉材木座。

まだまだ知り得ることはありそうで、発掘するのが楽しみです!

「細い参道」

長く伸びてきれい

「獅子」

愛嬌はあるがなかなか怖そう

「狛犬」

うん、少し悪そうな顔

「神輿庫」

4月には例大祭が行われるそう

「社殿」

厳かな気持ちで自分と向かい合う

「貘鼻」

中国の想像上の動物の彫刻  鼻は象、目は犀、毛は牛、 足は虎で銅や鉄を食べ、人の 悪夢を食べてくれるという

「新緑が降り注ぐ」

この青と緑のコントラストがたまらなく好きなのです

「住宅街にふと現れる」

ひっそりとしながらも趣きのある神社
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