湘南トリップ「江の島」
湘南を代表する観光スポット「江の島」。
「江の島」とは、神奈川県藤沢市にある緑豊かな小さな島。
相模湾にぽっかり浮かび、対岸と橋で繋がっているので、車でも徒歩でも気軽に渡ることができる島なんです。
昔から参詣の地として注目を集め、今となってはオシャレなお店や新鮮な海鮮丼、生しらすが食べられる飲食店も多く、観光スポットとして人気を博しています。
朝のニュース番組の天気予報でも必ず「江の島」が映し出されているのが印象的。
かくいう私も上京し、おのぼりさん的に都内を存分に堪能した後、移り住むに憧れたのは「江の島」の近く。
なんだか心をくすぐる「江の島」。
風景の中に溶け込んだ「江の島」も、のんびり歩いて楽しむ「江の島」も全部好き。
何かのご縁があるのか、不思議な魅力を感じるのかな。
数年前、歴史と自然が融合する「鎌倉」でありながら、「海」と「江の島」、この3つのキーワードを守りたいと、家探しをしたのを覚えている。
どこか遠くに出かけても、「江の島」が見えてくるとホッとして、心がポッとあったかくなる。
そのたび、やっぱり「江の島」の近くに住んで良かったなぁといつも思う。
空は青く、そしてどこまでも広く、雲がたくさん流れていて、美しく心地よい日。
久しぶりに大好きな「江の島」を、汗だくになりながら散歩してみることに。
片瀬からグンとまっすぐ伸びる大きな橋、歩行者専用「弁天橋」。
「江の島」までの道のりは、凛としていて気持ちが良い。
空気の澄んだ日には、くっきりと「富士山」も見えるんです。
何年も前に都内から観光で訪れたこと。
初めて鎌倉に引っ越してきて、一番に遊びに来たこと。
新しくできた友人達と、ランチをしにきたこと。
ぼんやりと想い出に酔いしれつつ、いつのまにか灯台の方まで歩を進めていた。
2020年オリンピックのセーリング会場予定地となり、準備を進めてきたヨットの聖地、江の島ヨット・ハーバー。
残念ながらまだ活躍できてはないけれど、出番を楽しみに待っている。
「江の島」の端まで行くと、ヨット・ハーバーの脇に湘南港灯台と呼ばれる白い灯台が建っている。
防波堤は綺麗にウッドデッキで整備され、まるで海沿いの美しい公園。
海の上を浮かんでいるかのような光景はとてもすてき。
デートコースにぴったりです。
潮風の香りをめいっぱい感じながら手を繋ぎ、迫力あるテトラポットが体よく積まれている様に心が和む。
湘南港灯台の周辺は、平日も休日も釣りを楽しむ人の姿も。
そういえば私もここで釣り糸を垂らした記憶が…。
数匹しか釣れなかったけれど、素揚げして頂いたお魚はとても美味しかったな。
ほぼ海の上、なのでかなり風が強く吹き、寒がりの私はすぐに寒くなってしまいます。
ということで、上着は必須です。
この海沿いデッキは個人的にかなりオススメなのですが、メインスポットといえばやはり「江の島」の頂、展望灯台(シーキャンドル)。
江の島シーキャンドルがある、サムエル・コッキング苑までの道のりは存分に楽しめます。
まず、「江の島」についてすぐに目指すは、飲食店やお土産物屋さんが建ちならぶ弁財天仲見世通り。
「江の島」内にある、「江島神社」までの参道ともなっていて、美味しいグルメで溢れています。
サクサク大きなたこせんべいに焼き立てお団子、ふかしたての女夫まんじゅう。
あぁどれもこれも食べ歩きしたい!なんてことになりかねません。
頂までは、もちろん徒歩でも行けるのですが、江の島名物「エスカー」もおすすめ。
歩くと20分の長い石段を登り、雰囲気を味わうも良し。
屋外エスカレーター「エスカー」で、楽々頂上を目指すも良し。
それはあなた次第。
そしてっ、展望灯台、江の島シーキャンドルからは湘南の素晴らしい景色が見渡せます。
それはもう最高の瞬間。
更に達成感を味わいたいなら、ご自身の足で登ってみてくださいね!
もうひとつ、夜にシーキャンドルを訪れると、美しいイルミネーションやライトアップが見られます。
イルミネーションなんて、たかが電飾がピカピカしているだけじゃない、なんて侮るやなかれ。
思わず感嘆の声が上がるほど、美しい光景がそこにありますから。
見所たくさんの「江の島」。
ぜひ一度、足を運んでみてくださいね。