一番大切なことは、誰の基準でもない、お客様ご自身が「楽しく」、そしてご自身の価値観を信じて「おしゃれに」暮らす毎日を実現すること。以下では、R studioが携わった設計・内装・インテリアコーディネート事例をご紹介します。
Vol.33 : リノベーション「 overlap 湘南海岸 」 page 3
いよいよ工事本番に差し掛かり、現地確認にも目を凝らし熱が入る。 当然ながら、お客様の代理として管理している我が身ですので、ジロジロと隈なく注意しなければなりません。 職方さんにも配慮は必要ですが、疑問点や問題点は現場監督へ即電話! 今回はうまく進んでいるようだが、念のため監督さんへ電話し状況確認と引き渡しまでの工程にミスがないかと連絡。 少しばかりだが安堵な気分と期待感が混じり合い、こころなしかワクワクしている自分がいる。 天井の無機質な鉄骨を白塗装することにより、洗練さと一般住宅にはないデザインが素敵に見えていた。 インダストリアルデザインの家具が流行る中、これはまさに室内に工業的な要素のつまる鉄骨フレームは美しい! 室内のファサードと定義した壁面と、これから職方さんに張り込んでいただくタイルが待ち遠しい。 モノクロに偏りがちな色彩に、ポップなオレンジ塗装を施す扉が可愛らしく、早く取り付けたいと衝動に駆られるも、工程を無視する訳にもいかず残念です。。。 クロス屋さんにタイル屋さんが、蒸し暑い室内作業をテキパキとこなし男らしさを感じました。 造作カウンター収納に棚が入り、無造作に置く洋書や写真たてを想像してしまいます。 玄関正面のタイルには住まう人の感性を露わにし、訪れる人にセンスと驚きを表現したい。 モダン・湘南スタイル・インダストリアル・ポップと、様々な要素を少しずつ歯車のように噛み合わせ、室内(ギャラリー)を見る方向によって視界に変化が生まれる。 しかしながら、心地よい空間を提供し、お洒落に決め込んだ生活をしていただきたい。 完成後に待つ明かりのデザインと音楽を奏でる素敵な時間はもうすぐそこ! 月末には施主様の立会検査が待っている。 時間がない、失敗は許されない。。。 きっと素敵なものとなるであろう期待感を込めて、エイエイオーーーー!(古くてすみません。。。) そうだ、スタンド照明のチョイスは僕にお任せいただけませんでしょうか?