穏やかで静かなまち、逗子。

大きくて低い空が頭上に「ググーン」と広がり、「ザザザーー」風に揺れる木々がざわめく。

時折聞こえてくる小鳥たちの声は「ぴちちちぴちちち」絶え間なく響き、私の心を「やんわり」和らげてくれるのです。

自然がたっぷりの暮らしは最高だなぁと実感させてくれる。

都心から約小一時間ほど、横須賀線もしくは湘南新宿ラインを利用して、あっという間に逗子へと到着するので、意外にも通勤、通学はさほど苦にならないとのこと。

オンオフのスイッチを「かちり」と切り替えられるから、このくらいの程よい距離感はベストなのかもしれません。

さて、そんな逗子の桜山3丁目、最寄の駅はJR横須賀線「東逗子」駅、県道24号から少し入ったところに、「ピカピカ」の新しいお家が２棟、誕生しました。

今回ご紹介するのは、ほんの少し奥まったところに控えめに存在する２号棟。

室内は木とホワイトのバランスがナチュラルな雰囲気を醸し出すステキな内装。

延床面積は99.83㎡の3LDK。

１号棟よりはやや小ぶりな印象です。

といっても、居室はちゃんと３部屋キープ、約18帖のリビングは、勾配天井が広く見せてくれる、文句なしの新築一戸建。

幼いお子さんのいるファミリーや、のんびり暮らしたいご夫婦にはぴったり。

キッチンも洗面ルームもバスルームも、どこもかしこもフレッシュで綺麗。

私のニューライフに彩りを与えてくれるのです。

「コーヒーでも淹れようか？」

駅前のコーヒースタンドで買ってきた豆を引いて、「コポコポコポ」と細く湯を注ぐ。

新鮮な豆たちは「もこもこ」と膨らんできて、まるで生きているかのよう。

「ねえ、見てみて！」

彼女は無邪気に「ケラケラ」笑って、私にそれを見せてくれた。

休日の朝は、芳しいコーヒーの香りに包まれて始まる。

今日は二人で「逗子映画祭」にいく予定だった。

「逗子海岸」では夏のシーズンはもちろんのこと、映画祭や花火大会などなど、楽しい催しがたくさんあるのだ。

だから逗子の暮らしに飽きることはない。

なんて贅沢なんだろう。

なんて幸せなんだろう。

ずっとここで暮らしていきたいね。

ふたりで顔を見合わせて、「ズズ…」温かいコーヒーを啜るのです。

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