一番大切なことは、誰の基準でもない、お客様ご自身が「楽しく」、そしてご自身の価値観を信じて「おしゃれに」暮らす毎日を実現すること。以下では、R studioが携わった設計・内装・インテリアコーディネート事例をご紹介します。
Vol.39 : リノベーション「 Real thing 」 page 3
いよいよ修繕の完成を向かえました。
「ビーチハウス」については諸々と細かい修繕を行い、見た目にもスッキリきれいになった。
鋼板の屋根塗装に外壁塗装・鉄部の手摺り・軒裏から全て、既存の色味を損なうことなく、美しい仕上がりと思えます。
長年維持してゆくことを考えると、ここで施すことが賢明、オーナー様のご理解いただき施工することに。
元デザインが素晴らしく完成度の高い建物のため、より一層見栄えのする「ビーチハウス」に戻った。
無垢材で仕上げられたフローリングには、染みや経年劣化による色の変色がみられたため、
道具や手作業によるペーパー処理で、表面を一枚剥いた。
更に「オスモ」のオイルステインで最終仕上げ。
美しく柔らかな風合いが「ビーチハウス」を引き立ててくれます。
排水処理変更による擁壁工事から、大掛かりな電気工事と、生活する上での問題点も解決。
細かな点を挙げるとキリがないが、ここまで施せば当分安心していただけるだろう。
「ゲストハウス」については、最大の課題であった屋上防水。
ぐるりと足場を組んで正解。
屋上防水から外壁塗装、鉄筋コンクリート造のヘアークラックに関しても、万全の補修工事ができた。
海沿いに建つ建築物には塩害はつきもの。
ほっておくと、手の施しようのない状況になることもある。
今回はしっかりとメンテナンスすることで、こちらも当分、安心していただけます。
これから先、ランドスケープを伴う第2期工事を検討してゆく。
オーナー様の建物に対する愛情が伝わってきました。