一番大切なことは、誰の基準でもない、お客様ご自身が「楽しく」、そしてご自身の価値観を信じて「おしゃれに」暮らす毎日を実現すること。以下では、R studioが携わった設計・内装・インテリアコーディネート事例をご紹介します。
Vol.43 : リノベーション「 Unpretentious life 」 page 3
ようやく工事最終段階までやってきました。
本日はお施主様の立会い検査です。
しかし数日前、思いもよらぬ事態が起きてしまいました。
古くなった床のコーティングが剥離できなく、剥離作業に随分と日数を取られてしまいました。
施主の「K様」には事前にご説明し、後日、新たなウレタンコーティングを施すことに。
本来であれば完成お引き渡しとなりますが、K様のご理解を頂き残りの工事をすすめます。
今回のリノベーションコンセプトは、「凝った造り込みをすることで予算を使うのであれば、静かに安心してお住まいになれる家」
間取りの変更にくわえ水回りの設備交換など、使い勝手と長く住むための安心できる施工でした。
リノベーションと聞くと様々なデザインを想像いたしますが、お客様の趣味思考と予算など考慮しなければなりません。
僕なりに大切に考えることはお客様のオーラといいましょうか、「年齢」や「雰囲気」「今までの生活」「これからの生活」「どう住みたいのか」
人がまとう空気感に加え、周辺環境に溶け込むよう考えたい。
そこに訪れる家族や友人・知人に、素敵な住まいだと喜んでももらいたい、お客様が帰りたいと心から願う家であること。
そうすることで、施主の笑顔も増えることだろうと考えています。
この工事に関わり改めて感じたことは「寄り添う大切さ」でした。
K様に触発され趣味が一つ増えました。
お引越しが済みましたら遊びに伺わせていただきます。
「 Unpretentious life 」はこれにて最終章となります。
次回は「R-STYLE」ブログにてご紹介できれば幸いです。