ＪＲ横須賀線「鎌倉」より歩いて17分、鎌倉市大町４丁目の中古一戸建。

鎌倉大町は、情緒あふれる古都鎌倉の古き良きを丁寧に残された、自然多きエリア。

鎌倉の地形は三方が山に囲まれ、南は相模湾が開けている。

その三方の丘陵にはいくつもひだのような谷が入り組んでおり、こうした谷は「谷戸」と呼ばれ、古くから人々が生活を営んできたという。

大町もその谷戸のひとつ。

そして、敵からの進入を防ぎやすい地形であったため、物資運搬用に山を切り開いた道、それが「切通し」です。

切通しは鎌倉の歴史を感じる古道として、今も尚残されている。

大町には小さな神社仏閣も多く点在していたり、切通しの入口もあるので、町歩きをしながら見つけるのも楽しい。

こちらのお家のすぐ近くに存在する、「名越の切通し」

谷戸深く、小さな小道を少し登りながらひんやりとした冷気を感じる。

木々が覆いかぶさるように並び、大きな岩々が道を狭める。

本当にこの道を物資をはこんだのだろうか？！と疑ってしまうほどの古道。

今は鎌倉を代表する、良きハイキングコースとして楽しめるんです。

時には、小川の中を歩くように水が滴る山道。

足を滑らせないように気づかいながら、一歩一歩踏み占める。

うんしょと足を伸ばして渡る断崖。

落ち葉のじゅうたんをぎゅっぎゅっと音を立ててみたり。

「ケタケタケタ…」と、リスがお話する声が響いてきたり。

新緑のツンとした、独特の香りをゆっくり味わったり。

せっかく谷戸に住まうなら、制覇したい切通し。

中世の鎌倉の雰囲気を残す、趣きある、不思議な雰囲気が漂っているの素敵。

逗子まではもちろんのこと、横須賀の方まで続いているというのだから歩いてみたくなっちゃいますね。

そんな谷戸に佇むこちらのお家は、リノベーションを終えたばかりで、外観も内装もまるで新築のよう。

イマドキの内装は、建具も渋めのトーンのカラーで塗装されていたり、アイアンのようなバーをあちこちに施し、木との相性も◎。

歴史深い大町の雰囲気と、シュッとしたテイストのお家をうまくマッチングさせた新生活。

これからが楽しみですね。

お問い合わせを心よりお待ちしております。