片瀬３丁目、この辺りは湘南モノレール「湘南江の島」駅と、江ノ電「江ノ島」駅、それに小田急線「片瀬江ノ島」駅、この３線をニーズに合わせて利用できる、とっても便利な町。

藤沢まで続く大きなメイン通り沿いには、病院や銀行、個人が営むお店がポツンポツンとあって、生活に困ることは何もない。

そして何といっても一番のポイントは「洲鼻通り」が近いこと。

江ノ電「江ノ島」駅から「江の島」までの道のりにある、雰囲気のある石畳みの商店街。

昔ながらの老舗和菓子店や、イマドキのかき氷やさん、ラーメン屋さんにイタリアンと飽きることなく海まで出られる道なのです。

週末の夜は、家族で洲鼻通りに食事をしに行く。

そのあとは酔いを醒ましながら「ふらふら」歩いて、のんびりと海に出る。

「ざーーんざーーん」と穏やかな潮騒が私の心を軽くしてくれるのが嬉しい。

ちょうどお日様が沈みきって、美しい夕焼けの名残を残しつつ、あたりは随分と暗くなってきていた。

それでも、たくさんの人が砂浜にいて、思い思いに楽しんでいるのだ。

こんな何気ない時間がとても心地よかった。

数ヶ月前、内見をしに片瀬を訪れ、この地と家に惚れてあっという間に契約。

一週間ほど前に、新築一戸建に引っ越してきたばかりだった。

新しく完成したお家は２棟。

こちらは向かって左側に当たる、1号棟。

シンプルでクールな外観、ふんだんに木を使った室内、そして開放感たっぷりのルーフバルコニーが気に入った。

ここで楽しそうに生活をする、自分たちの幸せそうな絵面が目に浮かんだのだった。

想像通り、海と共存する、穏やかで豊かな暮らしが実現する。

それはきっとずっとずっと、続いていくのだろう。

確信しかない。

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