その日は風が強かった。

いつもエメラルドグリーンに輝く、美しい穏やかな海を見ていたから、ちょっと面食らった。

なんだかいつもと違う、力強さを「ひしひし」と感じる。

海の底の方から、「ゴゴゴゴゴ」なんていう音が聞こえてきそうで、波がものすごい勢いで砂浜へと打ち寄せるのが見えた。

「ざーんザザーン」なんて可愛いもんじゃない。

「ゴゴゴゴゴゴ、ザッパーーーん」

海の中に聳える岩に、激しくぶつかっては真っ白い飛沫が砕け散る音がする。

その様に惹きつけられて、思わず「ジィッ」と見入ってしまう自分がいた。

それでも、数多くのサーファーが海に入って、大きな波にしなやかに乗る姿が見えることにも驚く。

今日は「ピリリ」と肌を刺すような空気の冷たさ。

でも、そんなのなんててんでお構いなしで、サーファーたちはみんな楽しそうに「わいわい」会話を交わしながら、波乗りを楽しんでいる。

むしろこんな日だからこそ、海に入らなきゃ、なんて感じなんでしょう。

きっと本当に海が好きで、サーフィンが好きで、そんな人が、ここ鎌倉高校前の海岸には集まっているんだろうな、そう思った。

腰越1丁目の自宅の庭からもリビングからもその光景がしっかりと見え、海の声も届いてくる。

とんでもない海の家だうん、いいなぁ。

敷地面積は214㎡（約64.73坪）とほどよい広さが嬉しい。

現在は古家があるけれど、まっさらにしてリノベーションしてリスタートを切るのがよさそう。

ここに絶景のお庭があって、自分の大好きな花や木を植えて、その隙間からいつも海の顔を眺めていたい。

毎日変わる、2度と同じ日はない、海の表情と声。

そんな海好きにそっと贈りたい。

お問い合わせを心よりお待ちしております。