逗子/中古一戸建/海近「なにげない、けど幸せ」

逗子と鎌倉の山間に造られた、逗子市久木の高級住宅地、「逗子ハイランド」。

見晴らしの良い高台のこの住宅地には、「さわさわ〜」と穏やかな風が吹き、その度に町にあふれる木々が揺れるのです。

50年もの間にすっかり自然に包まれた「逗子ハイランド」は、分譲地の中に西友ストアーや飲食店もあり、とても便利で暮らしやすい素敵な町へと変貌を遂げたのでした。

そのハイランド内にある中古一戸建。

2023年11月にフルリノベーションを終えたばかりのその風貌は、ネイビーの外観がシックでシンプル、パッと見た感じはまるで新築のようです。

「トントンとん」と階段を上って室内へ。

もちろんお部屋のどこを見渡しても、とっても綺麗。

建物面積100.19㎡の４LDK、一階は居室とバスルーム、２階は「サンサン」とおひさまの光が差し込む、明るいリビング。

リビングの窓から見える風景は、大きな青い空と逗子の町並み。

「ググーン」と広がるそのパノラマは、抜け感の心地良い開放的なロケーション。

バルコニーに出たら、「うーーん」と大きく深呼吸をして、美味しい空気を身体いっぱい取り込みたくなります。

「コーヒーどう？」

葉山のコーヒー屋さんで買った豆で淹れたコーヒー。

彼が笑いながらマグカップを手渡してくれる。

芳しい香りがお部屋の中から「ふわん」と私にまとわりついてきた。

「あぁ、いい香り。ありがとう。」

私はその香りにうっとりしながらまた視線を戻し、ゆっくりとコーヒーを啜る。

空は少し茜色に染まり始めていた。

夫婦ふたりの、何気ないのんびりとした時間がわりと好きだ。

子供達はご近所で「わいわい」遊んでいて、もうそろそろ帰宅する頃かしら。

主人にはサーファー友達も私にはママ友もいたりして。

この辺りは、べったりすぎない、それでいて都心のクールなお付き合いとはちょっと違う、ほどよい距離感がちょうどいいご近所付き合いが嬉しい。

きっと私たちにはピッタリだったんだろうな。

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