古くから漁師町として有名で、しらすをはじめとする新鮮な魚介が美味しい「腰越漁港」。

今人気の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも話題の鎌倉時代、兄である源頼朝に手紙を書くためとどまったと言われている源義経と弁慶にまつわるお寺「満福寺」。

源頼朝に使えた佐々木盛綱が1185年に創建した、古く歴史のある「小動神社」。

小動と書いて「こゆるぎ」と読む地名は、風もないのにゆれる美しい松「小動の松」が、その昔小動岬の頂にあったということに由来するんだそう。

なんともほっこりします。

そんな魅力的なスポットが集まる「腰越」の中で、海に突き出た小動岬の裾に広がる昔ながらの住宅地に潜入してみました。

国道134号線より入ってすぐ、そこは細い路地が入り組んではいるものの、車が入れないこともないが残念ながら行き止まり。

辺りを見渡すと、下町情緒あふれる、ちょっぴりレトロな雰囲気も心が休まる。

すぐそばには砂浜に直行できる階段があり、｢とんとんとん」と降りてゆくと、目の前に「どどどん」と迫力のある美しい海が広がっているのです。

ここはプライベートビーチです。

と胸を張って言えそうな距離が嬉しい。

もちろんそのプライベートビーチは、今回ご紹介する邸宅からも望めるんです。

厳かな門構えの向こうに覗く、古からの木造家屋。

味わい深いムード漂う古民家は、建築年月日は不明という、おそらくなかなかのご年齢。

きっとむかーしむかしのあれやこれや、様々な出来事もみーんな見てきたんだろうな、なんて思います。

それでもなお、今も元気に海を眺めている。

そしてこれからもずっと変わらずそこにいて、やっぱり永遠に海を見つめていくんだろうな。

古めかしい家屋に新しい息吹を「ふーーーーっ」と吹き込んで、ここでしか出来ないあなた暮らしをたおやかに紡いでいってほしいと願います。

お問い合わせを心よりお待ちしております。