春になると、町全体が桜で覆われたかのように華やかに彩られる「逗子ハイランド」。

その昔、逗子と鎌倉の間の山を削って造られた住宅地は、ここ50年の間に緑豊かな町になりました。

道路幅もゆったりとしていて、区画も広い。

静かでのどかな環境は、心地良い暮らしを約束してくれます。

「逗子」というアドレスにはさほど興味がないかも…なんてお思いの方も、「逗子ハイランド」ならば「逗子」駅周辺の「わいわい」とした雰囲気とは一風異なる落ち着いた様子にご納得頂けるのでは。

さて、そんな「逗子ハイランド」の一角に新しくできた一戸建を見つけました。

窓をたくさん取り付けたことで、おひさまの光をふんだんに取り入れ、明るいリビングを実現させたお家です。

見上げると「スコーン」と高口突き抜けるような吹き抜けに、「くるくるくる」とシーリングファンが回る様子がよく見える。

大きな掃き出し窓を「カラカラ」と開けて、新鮮な空気を家中に取り込んで。

爽やかな空気が流れるのが分かります。

白っぽいエイジング加工を施された床の感じもさりげなくオシャレで、良い。

新築分譲はみんなおんなじに見えてしまうことが多いけれど、これだけ特徴的なのは思わず「グッ」と心を掴まれる。

１階は３つの居室、２階はアイランドキッチンとリビングダイニングのフロア、ロフト階、と間取りも興味深い。

ロフトには窓も収納もバッチリ備わっていて、ちょっとした隠れ家、子供の遊び場としても活躍しそう。

幼き頃に心から憧れたロフト、何度も何度もインテリア雑誌を眺めてはなんとか自分の部屋に造りたかった記憶がある。

予想通り、我が家の子供たちも喜び勇んでロフトへと駆け上がって行った。

通常のロフトと異なる点は、あくまでロフト階として認識されていること。

窓に「ピタリ」と顔をくっつけて、子供達が「ニコニコ」と手を振っているのが見える。

そのあまりに嬉しそうな顔に、思わず「クスッ」としてしまう。

なんて「キラキラ」した目をしているんだろう。

こんな顔を見たのは久しぶり。

これからはいつも見られるのかな、なんてちょっぴり嬉しくなった週末の昼下がり。

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