よく晴れた初夏の朝、青々とした富士山のシルエットがよく見える。

「さぁさぁ」と穏やかな風を感じながら、「江の島」と「海」が遠望できるのも嬉しい小高い丘の上、ここは片瀬山1丁目。

駅からは少し歩くけれど、立派なお屋敷が並ぶ様をのんびりと楽しむことができる、のどかな高級分譲地、「片瀬山」の一角。

こんなにも素敵なロケーションが約束されているだなんて、近くに住んでいる私も知りませんでした。

そこにお目見えしたのは、目にも麗しいリノベーション物件。

え？こちら新築でしょう？

なんて紛うほど、「パキッ」と新しい装いの邸宅です。

以前の面影はないほど、お色直しをしました。

敷地面積は204.06㎡、約62.72坪と広々とした敷地に126.51㎡、４SLDKのゆとりある間取りの佇まい。

「かちゃり」扉を開けてみましょう。

真っ白で明るいトーンの室内に、シックな建具が「キュッ」と映えています。

広々としたリビングルームには落ち着いた間接照明が小粋。

そして、お気に入りポイントは、なんといってもおしゃれな琉球畳が素敵な心安らぐ和室。

うんうん、い草のいい香りが「ふわーん」と漂います。

やっぱり和室はいいなぁ。

お座布団を敷いて、「コポコポコポ」南部鉄器の急須で玉露を入れたら、「ほっ」と一息、お庭を眺めてのんびりティータイム。

あぁ、なんと幸せなこと。

さっき、帰りに寄った「藤沢」で買ってきた、素敵な上生菓子をお供にして。

2階の３部屋ある居室は、全て５帖以上を確保、子供達が大きくなってもちゃんと棲み分けができますよね。

まだまだ幼い子供達は愛犬と共に「きゃあきゃあ」お庭を裸足で走り回っている。

そんな微笑ましい姿を細い目で見つめ、ほどよい旨味と独特の香りを感じながら、湯呑みの玉露をまた啜った。

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