北鎌倉へ一度、足を運んでみませんか？

鎌倉と言えば「海」のイメージが強いと思われますが、北鎌倉は緑に囲まれた静かな雰囲気。

花の季節、せみ時雨の夏の夕暮れ、鮮やかな紅葉など、季節折々に変化する表情が出迎えてくれます。

同じ鎌倉でも、きっと違った発見があるはず。

都会の喧騒を忘れさせる、残された自然のなかにたたずむ荘厳なお寺の数々。

建長寺は日本最初の禅宗専門のお寺だけあって、境内では座禅も体験できます。

紫陽花寺とも言われる明月院は、梅雨になると数えきれないほどのあじさいが咲き乱れ、見ごたえのある印象的な山門で知られる円覚寺は夏目漱石「門」の舞台にもなりました。

主人公の「宗助」がここ円覚寺を訪れ荒ぶる気持ちを静めたように、漱石もここで何を想ったのでしょうか。

大正時代には多くの文学者が鎌倉に滞在したり、暮らしたりするようになります。

鎌倉は多くの文学者に愛され、作品として登場し、文学都市として成熟していったということもあり、文学者にゆかりの地が多く残されているんですね。

北鎌倉駅周辺は「山ノ内」というエリア。