内観（２階）

あぁ、葉山の空はどこまでも青くて広くて、清々しい。

白い雲は空いっぱいに散らばって、ようこそ葉山へ、なんて私をお出迎えしてくれるのだ。

「もこもこ」麗しい緑を携えた山々に、優雅に「ヒューーールり」旋回するトンビの姿。

どれをみても心地の良い自然が広がる、ここは下山口。

でも、一口に下山口といっても、より海寄りのピカイチの立地なんです。

「葉山公園入口」の交差点を入ってしばらく進む小高い丘の中腹に佇む白亜の邸宅。

「ギギギぃ」木製の扉を開けると、その向こうに広がる「白の世界」。

「ふわり」と柔らかな魔法をかけられて、その未知なる世界へといつのまにか誘われてゆく。

「トントンとん」と階段を上がって、こちらは2階。

４SLDK、寝室と納戸、それに洗面バスルームがあります。

寝室の天井は、まるで葉山のサンセットの空のように薄い綺麗なブルー。

そんな美しい空を見つめつつ、どこからともなく聞こえてくる「ざーんざざざーん」潮騒の音を子守唄に「すやすや」と眠りにつくのです。

その夢見心地の良いことといったら。

「おはよう」

眠い目を「ゴシゴシ」擦りながら起きてきて、それぞれの空間を繋いでくれる漆喰のアーチをくぐり抜ける。

「さぁさぁ」とあちこちから差し込む太陽の光が眩しくて、神々しくて、なんとも心地よい。

タイル張りの洗面ルームに素足を乗せると、「ひゃっ」と冷やっこくて思わず目が覚めそうになった。

ゆうべの出来事が夢のようで、それでいてちゃんと胸に刻まれていて。

「楽しかったなぁ」

「ふふふ」とても良い気分で「ざぶざぶ」顔を洗った。

バスルームからは、朝早く、海へと散歩に出ていた夫が「シャワシャワ」とシャワーを浴びる音が聞こえてくる。

「みんな起きてきたら、適当に朝ごはんにしよう」

水しぶきがしたたる窓に向かって、そう声をかけて私はキッチンへと降りていく。

3階のゲストルームで眠る友人たちを待って、焼きたてパンとフレッシュジュースの朝ごはん。

「ふわふわ」香ばしくパンの焼ける香りが2階、3階へと立ち上っていく。

そんな匂いに「ふんふん」つられて、きっと一人、また一人と眠い目を擦って降りてくるでしょう。

今日も「のんびりわいわい」な1日が始まりそう。

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外観・周辺環境の写真に関しましては「扉をあければ」

内観（1階）の写真に関しましては「みなぎるエナジー」

内観（３階）の写真は「未来の話をしよう」

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