まるで物音がしないひっそりとした森。
「ぴちぴちぴち」「ぴっぴっぴっ」「ホーーーーーーーホケキョ」
耳障りではない音量の鳥たちの囀りが楽しげに聞こえてくるくらい。
「クンクン」、鼻を動かしたら潮の入り混じった香りがする。
まだ冷たくはない海風が、心地よく肌を撫でてくれた。
ここは小坪4丁目、小高い丘の上。
ちょうど逗子の高級住宅地、披露山庭園に隣接すると言っても過言ではない距離に位置する。
4丁目の住宅地内は幅狭な小道が入り組んでいて、車の侵入はできない。
敷地内に駐車場を設けることができないので、車を利用する場合は近隣の月極駐車場(徒歩1分ほど)をお借りいただくことになります。
道の脇には雨の装いをイメージさせる、紫の紫陽花がちょこんと咲いていた。
ひっそりとした隠れ家感が漂うなか、ひときわ洒落た邸宅に辿り着く。
「ギギギ」アンティークな扉を開けると、そこには外の世界とは全く異なる異次元の世界が広がっていたのです。
2022年の6月にリノベーションされたばかりのその室内はまるで雑誌の中から飛び出してきたような素敵な造り。
あたりには新築の香りがたっぷり「ふわふわ」浮遊していて思わず「すーーーーん」と全部吸い込みたくなる衝動に駆られる。
古材でできた造作キッチン、レンガ貼りのリビング、ホーローのペンダントライト、ひとつひとつがとても丁寧、どれもチャーミングで「ワクワク」してしまうのです。
これはまさにフランスの民家を訪れた時のような感覚に似ている。
どのお部屋を見てもセンスが「キラキラリ、ピカピカーン」と光っていて、磨き抜かれた粋なデザインに「うううん」思わず唸ってしまうでしょう。
2階の居室は、心をくすぐるなんとも美しいくすんだブルーの壁面の中に、梁が剥き出しになっている、斬新なスタイル。
あぁなんと心憎い演出。
古き良きを活かしたリノベーション。
こんな素敵ハウスは久しぶりに見ました。
扉を開けるのが楽しくなります。
2階の明るいリビングスペース、それにバルコニーから。
湘南の3種の神器「江の島」・「富士山」・「逗子湾」全てを掌握した絶景を望む。
ずっとずーーーっと眺めていたくなる風景がそこにはあるのです。
再建築をすることはできないので、この先もずっと好きだけを残して、自分達が住みやすいように少しずつ手を加えていくことにします。
もしくは宿泊施設や隠れ家カフェなんかも良いかもしれませんね。
最後に1点、ご注意事項として「住宅ローン」をご利用いただくことができませんのでご了承くださいませ。
お問い合わせを心よりお待ちしております。
外観、バルコニー、周辺環境の写真に関しましては、「サンクチュアリ、ここに」をご覧ください。