深い緑が眩い葉山町長柄の住宅地は、きわめて静かでまるで避暑地に遊びに来たかのような雰囲気を醸し出している。

初夏の頃は、見渡す限り辺り一面青々としていて、「ツン」と鼻を突くなんとも言えない独特の新緑の香りがたまらない。

「ざわざわ〜」音を立てて通り過ぎてゆく風にハッとしながら、ツバのついた大きな白い帽子を押さえた。

小鳥達は「ホーホホホホホピョン」リズミカルな調子で楽しげな声をあげる。

その声の行方をキョロキョロと見回して探してみたけれど、それらしいものは見当たらず。

諦めてそのまま歩を進める。

カーポートには「わさわさ」と木が生い茂り、「ようこそ」と私を迎え入れてくれているかのようだった。

その木に包まれた雰囲気は、心休まる癒しの風貌。

不思議な森に迷い込み、かぶさる木々に少し身をかがめて進んでゆくとその先には、昭和時代にタイムスリップしたレトロなお家が佇んでいたのです。

完全な緑に抱かれたお庭には、白いワンピースを纏った少女がお花摘みに勤しんでいる。

そのそばには、「くぅーーーん」、ふさふさのしっぽを「ゆさゆさ」左右に振るゴールデンリトリバーが伏せていて。

薄紫のタイトなお洋服をお召しのご婦人は、庭先のガーデンチェアに浅く腰掛け、白いレースの日傘を差し、細く眩しい目で少女と犬を見守っていた…

そんな情景が「パッ」と目の前に現れる、素敵な風情の邸宅なのです。

それもそのはず、敷地の面積は538.63㎡（約162.93坪）もの大豪邸。

お庭と邸宅の融合はそれはそれは美しく、圧巻のひとこと。

これはリノベーションを施せばうまく息を吹き返し、チャーミングな邸宅になるんじゃないでしょうか。

セカンドハウスとしても絶対的に魅力的な邸宅だから、とてもおすすめ。

まずは森へのパスポートを受け取りにいらしてくださいね。

お問い合わせを心よりお待ちしております。