「ざっざっざっざっ・・・」とぞうりの足音、「ホーホケキョ」とウグイスの音、「かかかかかっ」とリスが鳴く。
そんな西御門。

タヌキ・ハクビシン・イタチにヘビ、なんでも動物達の住処なのだから。

日常、耳に響く音色は自然から聴こえてくる。

風の音「さらさらさらさらーー」、風が通り過ぎる合間に木々に話かけているのでしょう。

ここは時が止まったかの様にも思え、古の時代から続く山々には多くの木々の精霊がいる様にも思える。

長年住み慣れた方々にとっては旧鎌倉市街がスキという。

今でこそ鎌倉の中心は駅周辺から海に向かっているイメージだが、鎌倉本来の雰囲気が残っているのは旧鎌倉市街だと思う。

そりゃ観光名所を上げればキリがないが、西御門って地名、由来を知ってしまえばなるほど。。。

鎌倉らしいと納得いただけるのではないだろうか。

季節を肌感で知り、考え事は空に問う。

お日様には手をわせ感謝の心を育む。

置き去りにしてきた過去の記憶は、西御門によって再確認できそうだ。

やっぱりここは「通好み」

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