鎌倉市大町。

材木座の北側に位置する、かなり大きな町です。

小町より大きいから大町？と予想される通り、その名の由来はそんなところから来ているようです。

昔は小町大路と大町大路が交わるあたりに、たくさんの商店が並んでいてとても賑やかだったんだとか。

今も町屋跡という石碑が大町四ツ角の近くにひっそりとあり、その商店街の名残で小さくて魅力的なお店が点在している、まことに楽しい町なのです。

そんな大町に「どっしり」と構える、いささかレトロなビジュアルのお屋敷をご紹介しましょう。

実は2002年築なので、それほどレトロではございません。

でも日本家屋風の出立ちがとても様になっているのです。

その存在感は半端ない。

前面道路は6mと4.5mと「うーんと」広く、さらに角地であることもあってすこぶる開放的。

その開放感を損なわないように「サワサワ」揺れる木々が適度に植栽され、かつプライバシーが保たれている様子が美しい。

やはり鎌倉を選び、暮らす人々の多くは町の雰囲気をより引き立てるようなお家づくりが得意なのでしょうね。

和のある住宅は格別な雰囲気を持っており、鎌倉の風景にそっと寄り添っているかのよう。

これぞ鎌倉、というオーラを放っているのです。

室内は無垢材をふんだんに使用し、ナチュラルかつ高級感あふれる佇まい。

４LDKの広々とした間取りや、玄関の「ストン」と突き抜けた吹き抜け、ところどころに配された障子、どれをとってもとても素敵で、新しい鎌倉での暮らしを「ウキウキワクワク」と明るい希望で包んでくれるのです。

賑やかな都会暮らしから一変、鎌倉での未来を紡ぐ。

かつての名将たちの眠る、歴史深いこの町で。

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