「稲村ガ崎」と耳にすると、映画「稲村ジェーン」の影響で「海」や「サーフィン」のイメージが強いように感じますが、実は青々とした山もその魅力もひとつ。

フレッシュな緑が溢れる山々と「ぽかん」と抜けたような青空、長閑に「ヒュル〜り」と大きな翼を広げ、それはそれは気持ち良さそうに泳ぐ鳥。

見上げると、私の頭の上にはそんな光景が広がる。

なんとのどやかなことだろう。

稲村ガ崎３丁目の閑静な住宅地の高台。

ここは美味しい空気が吸える場所。

築８年の築浅、木と黒のバランスが絶妙な外観は青い空にうんと映える。

空に向かって「すん」と伸びるカッコイイ煙突、そう、リビングには薪ストーブも備わっているんです。

薪ストーブはビジュアルも機能も抜群、かなりおすすめの暖房器具。

シンプルな豆電球のペンダントライトが素敵でデザイン性の高いリビングからは「ピカピカ」煌めく海も遠望できるんです。

リビングダイニングはキッチンを含め23.3帖と広々としていて、ハイセンスなカフェに訪れているような気分に。

「コポコポコポ」優しい音と共に、ガラスのドリッパーの中で「もこもこ」膨らむコーヒー。

一筋の白い湯気を立ち上らせながら、「ふんふん」美味しい香りが鼻をかすめてゆく。

「コーヒーが入りましたよ」

トレイにマグカップをふたつ乗せて、いそいそと運ぶ。

彼はさっきまで波と戯れていた海を目を細めて眺めつつ、オートミールのちいさなクッキーを摘んだ。

何気ないけど、最高のひととき、そんな風に感じた休日。

十分すぎるほど広いバスルームには、先ほど持って帰ってきたサーフボードを含め、たくさん立てかけてある。

冬だって関係なく海には入り、寒さなんて全然気にはならないけれど、やっぱりバスルームでシャワーを浴びて、「ほくほく」暖かいお部屋に帰り、ゆっくりコーヒーを戴くのは、幸せ以外のなにものでもない。

サーファーのための家、とも言えるかもしれません。

海を愛するひと。

山を愛するひと。

瑞々しい緑を、輝く海を、あたたかい日常を。

お問い合わせを心よりお待ちしております。