鎌倉市小町2丁目。
JR横須賀線「鎌倉」駅まで歩いて9分。
材木座と大町を繋ぐ「小町大路」は、鎌倉幕府で重宝された「六大路」のひとつ。
その昔は、鎌倉の港である「和賀江島」から荷揚げされた物資が、大町から小町大路を通り、幕府の中心施設に運ばれたんだそう。
若宮大路に次ぐ重要な通りで、若宮大路が鶴岡八幡宮への聖なる参道であったのに対して、小町大路は一般民衆も盛んに往来した実用的な道であったようです。
現在もその名残あってか、車通りも行き交う人々も多い賑やかな通り。
その「小町大路」に面した、細い路地を「ささっ」と入る。
車の乗り入れに躊躇してしまいそうな道を進んだ先に、開放的な空間が広がっていました。
敷地面積は133.95㎡、隠れ家的な雰囲気やプライベート感のある魅力的な立地。
車は通り抜けられないので、うっかり迷い込む以外は車の侵入もないし、すこぶる静か。
のどかで風情ある佇まいが心地良い。
すると、ブロック塀の上を「ぴょんぴょん」飛びながら走る台湾リスを見つけた。
「ふさふさ」のしっぽを揺らして、枝から枝へと飛び移るそのチャーミングな姿に思わず笑いが込み上げて、とっても癒やされるのです。
「さーーーーさーーー」家々の向こうの背の高い木々たちが、一斉に囁き始める。
まるで「おかえりおかえり」と出迎えてくれるよう。
ここは「古都鎌倉」の真ん中でありながら、自然が溢れる豊かな場所。
「小町大路」には小さな寺院がたくさんあって、古よりたくさんの人々が訪れる素敵な町なんです。
でも、少し歩けば「鎌倉」駅もすぐそこで、楽しげなお土産や美味しいものを食べさせてくれる飲食店もたくさんあって、豊かな「鎌倉生活」になるに違いない。
駅と反対方向に通りを行けば、いつしか「キラキラ」煌めく眩い海に出逢い、「ざんざぁざざん」と押しては返す白い飛沫をいつまでも眺めていたくなるのです。
さぁさぁ、鎌倉風情をとくとご覧あれ。
お問い合わせを心よりお待ちしております。