古都鎌倉、といって思い浮かぶ場所、「扇ガ谷」。

かつて、文豪たちの別荘として親しまれた、情緒あふれる町。

木々の優しい葉音と小さな小川の「そよそよ」そよぐ音が交じり合って、穏やかな喧騒をつくりだす。

「鎌倉」駅からはのんびり歩いて16分。

駅を背にして、賑やかな音たちが少しずつ遠のく感覚と、静かな森に向かって歩を進めていくようなイメージ。

時計の針がほんの僅かだけゆっくりと動いているような、「ゆ～るり」とした時間が流れてゆく。

そんな独特で、ステキな町、「扇ガ谷」。

ちいさな寺社が点在する「扇ガ谷」の街並みを楽しみながら、奥まったところへ。

山合の緑のすそに広がる土地、広さはなんと299.05㎡（約90.46坪）。

現在は古家があるけれど、建物は解体してお引き渡しの予定。

古家はどこか懐かしい、屋根のある小さな和風の門でお出迎え。

幼い頃、こんな門扉をくぐるのに、ワクワクした記憶がある。

武家屋敷にたどりつき、「おたのみもうす～」なんて、お宮さんごっこなんてできそうな、ね。

ぐるりとお庭に囲まれた敷地の中心には、どどんと威厳のある瓦葺屋根のおうち。

玄関の扉は、日本人の心をこれまたくすぐる、格子の引き戸。

やっぱり、こういう和風建築は素敵です。

日本人の心ですね。

１階の和室にはちゃんと床の間も設えてあるので、墨彩の掛け軸と、深みのある花器に、季節の花を活けて飾ろう。

座卓にザザッと新聞紙を広げて、ひとつひとつのお花に鋏をいれる。

「パキッパキッ」という乾いた音が響きつつ、剣山に優しくお花を刺してゆく。

それぞれに魂をこめられた花たちは凛として、みなで美しく融合するのです。

毎日それを眺めるだけで、きっと情緒豊かな心が育つはず。

陽の光がたくさん差し込む日には、縁側にお布団を敷いて、おひさまの匂いをたっぷり吸いこんでもらおう。

おそらく子供たちは、その真っ白なおふとんの上を、ゴロンゴロン転がるのだろう。

「きゃーきゃー」楽しそうな笑い声が庭先まで届いてくる。

ふかふかになったお布団は、とっても気持ち良くって、質の良い睡眠を約束してくれるはずだから、夜、眠る瞬間の幸せったらない。

想像するだけで楽しみだ。

自然と共に暮らす「扇ガ谷」の生活。

貴方らしい幸せをぜひ見つけてみてくださいね。

お問い合わせを心よりお待ちしております。